美容室cureco. ホームケアの基本②～プラスのケアとマイナスのケア～

2022/10/01

ヘアケア

南浦和駅東口から徒歩4分にて、パーソナルなケアとデザインを提案しております、cureco.の池田です(^^)

前回の記事ではホームケアの簡単なポイントについて書かせていただきました。

前回の記事↓

南浦和にある美容室cureco. ホームケアの基本①~ヘアケア剤よりもケア方法にこだわろう~

「髪の毛は死滅細胞」

「自分の髪の毛をお気に入りの洋服のように扱う」

この2点を頭に入れると髪の毛の扱いは変わってくると思います(^^♪

今回の記事では、ヘアケアの方法を「プラスのケア」と「マイナスのケア」に分けて

説明していこうと思いますので最後まで読んでいただけたら嬉しく思います(^^)

頭皮トラブルや頭皮ケアについての記事↓

南浦和にある美容室cureco. 頭皮改善スパ①　～頭皮トラブルと改善方法～

南浦和にある美容室cureco. 頭皮改善スパ②　～炭酸シャンプーと生炭酸クリームスパ

ジアミンアレルギーとNODIA(ノジア)についての記事↓

南浦和にある美容室cureco. ノンジアミンカラーNODIA(ノジア)①～ジアミンアレルギーとは？～

南浦和にある美容室cureco. ノンジアミンカラーNODIA(ノジア)②～ノンジアミンカラーとアレルギーリスク～

ここから書いていく「プラス」「マイナス」とは、「良い」「悪い」ではなく

髪の毛にトリートメントをつけたり、何か習慣を増やしたりすることを「プラス」

髪のダメージの原因を取り除いたり、良くない習慣をやめることを「マイナス」として書いていきます(^^♪

プラスのケア

前回の記事では、髪は死滅細胞なので「治す」事は出来ませんが「直す」ことは出来ますとい書きました。

直す為にはプラスのケアが必要です。

先ずは自分の髪質やダメージレベルに合ったシャンプーやトリートメント(コンディショナー)を使用しましょう♪

トリートメントはプラスのケアのイメージが湧くと思いますが、シャンプーも補修成分が入ったものも沢山あります◎

頭皮改善の記事でも書きましたが、シャンプーの界面活性剤は汚れ(油分)を落とすものですので

髪の毛に必要な油分までも落としてしまったり、キューティクルに負担をかけてしまいます。

汚れは落としつつ、毛髪を界面活性剤や摩擦から保護したり

ダメージがありキューティクルが開いているとたんぱく質や細胞間脂質(CMC)が流れ出るので

シャンプー剤にもケラチンタンパクやアミノ酸やCMCが入っているもので洗うと、内部成分の流失を防いでくれます。

イメージしやすいところで例えると、洗濯するときに洗剤と一緒に柔軟剤を使用して服が傷むのを防いたり、

漬物を塩水で揉み洗いして味が落ちないようにするのと同じイメージです◎

インバストリートメント(洗い流すタイプ)ももちろん大切ですが、シャンプーは拘らずトリートメントやヘアパックを拘っている方は

顔で言うところの、化粧水や乳液、美容液にこだわっていて洗顔料は肌に合わないものを使っているのと同じです。。

とてももったいないことをしていますよね(^^;

シャンプーやインバストリートメントは様々な種類があるので、信頼できる美容師さんにご自身に合ったものをお勧めしてもらいましょう♪

次にアウトバストリートメント(洗い流さないタイプ)です。

最近は艶の出やすいオイルタイプが人気ですね♪他には浸透の良いミルクタイプやオイルとミルクが混ざったエマルジョンタイプがあります。

アウトバスは乾かす前につけるもので、インバスで髪の内部に補修成分を入れたものを閉じ込めたり、ドライヤーやアイロン等の熱から守り、キューティクルの損傷を抑える役割があります。

ケアの観点からいうと、ウエット感のある重めの質感のオイルはあまりお勧めしません。

髪の毛に残留しやすくシャンプーでも落ちずらい物が多いので、結果的にシャンプー剤の量が増えたり

２度洗いしなくてはならなくなってしまうので髪の毛や頭皮に負担がかかってしまいます(^^;

(画像引用元:髪の基礎知識 vol.13 髪の成分｜デミコスメティクス )

上記の画像は髪の毛の成分表です。

健康な状態の髪の毛は脂質(オイル)が全体の1～6％ほどしかありません。

ヘアダメージが進むと髪の毛の80~85％を占めるタンパク質が失われていきます。

そのたんぱく質の大部分がケラチンタンパクで疎水性(水を弾く)なのですが

疎水性ということは「水⇔油」なので親油性(オイルが定着しやすい)でもあります。

(画像引用元:髪の基礎知識 vol.13 髪の成分｜デミコスメティクス )

小難しい話になってしまいますが、綺麗な状態の髪の毛は疎水性なもので占められており、親水性の成分が少しあるバランスなのです。

ケラチンタンパクが失われると、髪の毛が親水性に傾き水分を吸収しやすい髪質になります。

「水分が多くなるなら良いじゃん♪」と思うかもしれませんが、水分は乾くと蒸発してしまうので親水性に傾くことはよい事ではありません(^^;

濡らすと水分を沢山含むのでドライヤーで乾かす時間が長くなります。

さらにヘアオイルをつけても疎水性(親油性)のタンパク質が減っているので、オイルが馴染まずに時間が経つとパサついてしまうので

必要以上にオイルをつけるようになり、オイルが多くなるとシャンプーが泡立たないのでシャンプーの量が増えて髪がパサつく。。とダメージのスパイラルに陥ってしまいます。

もちろんスタイリングとしてウエット感を出したいのであればよいと思うので

オイルやバームをスタイリング目的で使用するのであれば、抗酸化作用のある成分が入っている物や酸化しずらいオイルの物を使用しましょう♪

重めのオイルやバーム、ワックスを付け過ぎていてシャンプーがなかなか泡立たない人は

濡らす前にコンデショナーやリンスを髪につけて良くなじませてから流すとスタイリング剤の油分が落ちやすくなることがあります。

お顔でのオイルクレンジングと同じ原理です。試してみてください♪

上記の画像の様に健康な毛髪の成分バランスはタンパク質の様な疎水物が80%ほどで水分が10%強、油分は1~6％です。

cureco.のTexture Care(テクスチャーケア)はカラーやパーマの薬剤や施術工程にタンパク質やダメージ部分を補強する架橋剤等を組み込んで親水性に傾いている髪の毛を疎水性に戻します。

ダメージの予防にもなるし、お家でのインバスやアウトバスのトリートメントやオイルものりやすくなります(^^♪

お時間もかからないので薬剤施術の際はぜひお試しください◎

・Texture Care(質感改善) Inner　1,100円

質感改善トリートメント　主に内側のケア　毛髪強化、耐熱性向上、保水力向上、柔軟性向上等　髪質に合わせ6種類の処理剤を組み合わせます

・Texture Care(質感改善) Outer　2,200円

質感改善トリートメント　inner careと合わせてキューティクルのケアを行います　艶、手触りの向上、物理的ダメージの予防　イオンコンプレックスにより疑似キューティクルを生成します

マイナスのケア

次にマイナスのケアについて書いていきます。

ここで書いていくマイナスとは、髪のダメージの原因を取り除いたり、良くない習慣をやめることを言います。

お家で出来るマイナスのケアについては前回の記事で詳しく書いておりますので、まだお読みになられてない方は是非読んでみてください(^^♪

前回の記事↓

南浦和にある美容室cureco. ホームケアの基本①~ヘアケア剤よりもケア方法にこだわろう~

髪の毛は死滅細胞、お気に入りのお洋服の様に大切に扱ってください(^^♪

前回の記事では傷ませないケア方法について書きましたが、傷ませないケアをするのにオススメのケア剤はシャンプーを変えることです◎

シャンプー剤については、また別に記事を書こうと思いますが

ここで1つだけ紹介させて頂きます。

“Forest　Shampoo“フォレストシャンプー

ヘマチンや各種有効成分を高濃度で配合した補修シャンプーです。

マイルドな洗い心地で泡立てて洗った後に１分程度時間をおくと髪のダメージ度合に応じて有効成分が吸着しダメージ部位を均一に整えます。

その秘密は界面活性剤(洗浄成分)にあります

界面活性剤はコカミドプロピルベタイン（両性界面活性剤）をメインにして、助剤にアミノ酸系界面活性剤（アニオン性界面活性剤）を構成しております。その他の成分にはφ型ケラチン・グロスフィリン・ペリセアに続きカチオン性高分子を中心に配合しました

両性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性高分子で骨格処方されたこのシャンプーはすすぎの際に水に不溶性のトリートメント成分によるコアセルベート（複合体の膜）を形成するという特徴があります♪

超優秀なリンスインシャンプーといったところでしょうか(^^♪

《１本で何役もの優れもの》

●ヘアカラーの退色をおさえ　パーマの持ちを良くします

●髪のダメージに応じて有効成分が髪に吸着し髪を均一化。髪の質感を向上させます ●髪のバリア成分に働きかけバリア機能を高めます（*18MEA）

●ヒアルロン酸の２倍の保湿力で髪と肌の潤いを保ちます（*リピジュア）

●シャンプー後のドライヤーの熱で有効成分が固定化され補修効果が持続します（*メドウフォームラクトン）

●フォレストシャンプーを洗い流した後に形成される‶コアセルベート″（不溶性トリートメント成分）ですすぎ時の切れ毛を防ぎ指道りの良い髪にします

フォレストシャンプーはトリートメントやコンディショナーをつけずに乾かしてもサラサラの質感になります。ですが、ノンシリコンシャンプーですので質感によって濡れた時に多少の軋みを感じる場合がございます。

この軋みはダメージの無い子供の毛髪に酷似″した状態ですので、ダメージからくるものではございません。フォレストシャンプーの補修効果により髪がしっかりし髪が本来のハリやツヤがある状態になり、軋みが出ているのでフォレストシャンプーの使用後はトリートメントの使用により軋みのないより指道りの良い髪に補修され、髪本来のハリ・ツヤ潤いのある美しい髪に仕上がります◎

cureco.でも使用しておりますので気になる方はお申し付けください♪

ここまで読んでいただいた方、本当にありがとうございます。

これからもヘアケアやスキャルプケアについて書いていきたいと思いますので、目にしていただけたら嬉しいです(^^♪

cureco.では日々、スタッフ同士やウイッグなどを使い検証をしてよりダメージリスクが少なく幅広いお悩みに寄り添えるように準備しております。

お客様の求める質感、髪質、髪の現状のダメージレベルや状態etc…全て考慮し、最善な提案と薬剤選定をさせて頂きます◎ 少しでも現状にお困りの方、気軽にご相談ください♪

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